国家検定も!?意外と知らない舞台関係の資格とは?
舞台関係の仕事に就職するためには、経験と資格があればあるほど有利となります。
また、指定管理者制度を導入している施設では所管課へのアピールにもなるため、重宝されます。
そんな資格の一部を今回はご紹介します。
舞台機構調整技能士(音響機構調整作業)
これがあると非常に有利です。
何故なら、舞台技術に関する唯一の国家検定だからです。
3級、2級、1級と3段階あり、3級は正直そこまでですが、2級からは難易度が跳ね上がり、就職の助けとなるでしょう。
こちらについては別記事で詳しく解説予定です。
照明技術者技能認定
こちらは舞台照明に関する唯一の資格となります。
これは公益社団法人 日本照明家協会が主催する技能検定となります。
こちらは2級、1級と2種類あります。
舞台だけじゃなく、テレビ局の職員さんも多く参加しているのが特徴です。
こちらについても別記事で解説予定です。
音響技術者技能認定
こちらは一般社団法人 日本音響家協会が主催する舞台音響に関する資格となります。
技能検定なので国家検定である舞台機構調整技能士より劣ると思われがちですが、こちらはこちらで全く違う試験のため、あることにこしたことはないでしょう。
こちらについても別記事で解説予定です。
サウンドシステムチューナー
こちらは先ほどと同じく一般社団法人 日本音響家協会が主催する資格となります。
先ほどの音響技術者検定と違うのは、チューニングに重点を置いたものとなっています。
しかし、こちらは名前のせいか知名度がいまいち劣るのが難点です。
玉掛け技能者
こちらは優先度は低いのですが、あれば有利となります。
厳密に舞台と関係ないと思われがちですが、吊り物に関する安全意識など、必要となる知識もあります。
こちらについては下記の記事で詳しく解説しています。
巻上げ機運転特別教育
こちらは厳密には資格ではなく、特別教育となります。
私が玉掛けを受講した際に講師の先生から「どっちかといえば巻上げ機受けたほうがいいんじゃない?」と言われ、知りました。
電動の吊り物昇降機があるホールも多いと思います。
是非受講の検討をしていただきたいと思います。
終わりに
舞台関係の資格は意外と種類が多いです。
経験がモノをいう業界ですが、客観的評価として、資格を持つことは決して損にはならないと思います。